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広島修道大学同窓会女性セミナーレポート

広島修道大学同窓会女性セミナーレポート
テーマ:「川から見る広島の街と変遷」

作成者:安達幸香(27回生)
実施日:2015年5月13日(水)
目 的:今後の同窓大会へより多くのOGを動員するために女性セミナーを検討。
    第一回目として「広島再発見」と題し、川から見る広島の街、文化、歴史などを学ぶ。
    雁木タクシーにて船上より広島の街を学ぶクルーズを実施。

以下、写真データと共に実施内容を報告いたします。

【旧産業奨励館の船着き場と正面の外観】
平和都市広島が誇る世界遺産「原爆ドーム」。
川沿いに建てられた洋館は正面玄関が川にむいており、当時としてはモダンな作りであった。
川を意識した構造は、川から海へ、さらにはその向うの国へとの意識が感じられる。
 
【浅野のお殿様が使われていた雁木】
広島城へと続く雁木。
この辺りまで広島城の城内であったことがうかがえる。
【本川 日本の美しい川100選】
広島市内には6本の川が流れており、その1つが本川。
水面から眺めると広島とは本当に川の街であり、美しいことがよくわかる。
護岸の石は、川底から引き揚げられたものだという。
手のひらより少し大きく丸い石は、サイズも色も揃っており、川沿いの景観に華を添えている。
【陸軍野戦病院跡付近の石仏】
「川沿いの道からは絶対に見えないもの」と小さな石仏を案内いただいた。
かなり近づかないとそこにあるものが石仏とは認識できない。
道からでは確かに絶対に見ることができないところに石仏を発見。
この辺りに旧陸軍の野戦病院跡があったそうで、それにまつわるものではないかということであるが、実際のところは不明。
【市営基町高層アパート】
1969年着工の基町アパート。
原爆スラム解消を目的にたてられた。
現代建築としても評価されており、「日本におけるモダンムーブメントの建築」にも選ばれている。
是非とも後世に残していきたい建物であり、広島市の積極的な介入が望まれる。
川から眺めるとその風格は未だ健在であり、高級マンションの雰囲気。
【本川町】
デルタ地域に多くの人が居住する。川沿いに立ち並ぶマンション群。
【鷺の中州】
様々な種類の鷺が暮らす島。
繁殖期にさしかかり、あちこちの巣では子育て真っ最中。
街中であっても、川があることで豊かな自然が残っているようである。
【工兵橋をくぐる】
雁木タクシーは本川から京橋川へ。
最初にくぐる橋が工兵橋である。
旧市内唯一のつり橋。
白島から、旧陸軍の演習場(牛田)へ向かう連絡橋として、工兵隊の手によって木製の橋がかけられた。
これが橋名の由来である。
【縮景園内 上田宗箇流茶室】
お殿様が乗り降りしていたであろう雁木が残っており、縮景園が城下庭園であったことがうかがえる。
【雁木タクシー船上にて】
【下船後の会議にて】

【感想】
川から見る広島は非常に美しく、また、様々残されている文化財からも、人々の暮らしが川とともにあったことがよくわかる。
お殿様が京へ向かう際、最初に渡った橋が「京橋」、それが町名として残っている、といった話や、京橋界隈の雁木は、かつて料亭が立ち並んでおり、その玄関の名残である、など、川から眺めて初めて見えてくる歴史、文化、景色も興味深かった。

【今後の課題】
同窓大会へのOGの動員、それに繋げるための女性セミナーと位置づけ、まずは定期(季節毎)開催を目指す。
それには、自費であっても参加しやすい会費設定や気さくに参加できる食事会、役員が他1名を同伴するなどの小さな活動の積み重ねが重要である。
若い世代、女性が参加しやすい同窓大会を開催するためにも、同窓会女性役員の比率アップ、新陳代謝(若返り)も必要であり、同窓大会実行委員においては5~10年程の任期の「上幹事・下幹事」制度を取り入れてもよいのではないかとの意見もあった。

以上、ご報告いたします。