お知らせ

ボート部創部六十五周年のご報告

創部六十五周年にあたり

2025年10月16日、ボート部は創部65年を迎える。1997年(平成9年)12月創部36年目にして熱望していた艇庫が皆で資金を出し合って完成した。
これからの活動に希望が齎されるはずであったが、その後の社会情勢の変化で入部者が減少しただけではなく、競技力に堪え得る部員が揃わなくなった。おまけに練習時間とアルバイト時間の調整で活動量はベタ減り状態、就職状況が悪化しているのは、他クラブも同じであろうが、沼田キャンパスから商工センターの練習場への移動はボート部の現役学生には負担がとても大きかった様で遂に令和元年廃部になった。誠に残念である。
 1960年10月15名で創部、練習場・練習設備もないまま厚かましくも他校の艇庫・艇・オールを拝借、目標だけ学生チャンピオンを目指して活動を始めた。丁度、東京五輪が決まり世界の指導者や最強クルーの来日等を機会に国内国外トップレベルの練習方法を必死で学び練習に取り入れた。
 その成果は実質2年で関西の大会で決勝進出できるクルーに成長していた。
中国地区では勝って当たり前の自負心も部員に根付いていた。東京五輪予選では日本先発クルーに三次予選会で敗退したが広島商大が関東で認知され始めたのである。関西ではすでに学生クルーのトップにあり他大学・社会人からマークされる存在になっていた。
 特に1965年~1967年は愛知以西西日本最大の朝日レガッタで現在でも日本の代表クルーである東レ・トヨタと三年連続競い合い1位東レ、2位広島商大、3位トヨタ自動車の戦績を残し三強時代ともいわれ、さらに1966年、第40回全日本選手権ではついに決勝進出を果たしたが結果は6クルー中4位に終わった。初めてNHKテレビで広島商大が紹介され関東の大学で認識される時代が到来したと感じることが出来た。
 65年を振り返ってみると、当時我々ボート部は部活動を通じてパイオニア精神そのものを実践していたと今日でも自負している。
 現在創部した同期有志10名近くが毎月顔を合わせ、4月と10月は定期会合を続けている。OB会も現役不在の今日、目覚ましい活動はないが何かと維持しており、この度65周年を迎えるにあたり廃部の状況と創部の意気込みを記すことで栄枯盛衰ではないが今後のOB活動の指針にしたく執筆としました。

修道学園は本来文武両道を実践していた学校であることを皆さん忘れないでください。

 

広島修道大学ボート部OB会 顧問 杉岡暹(商1回卒)